現在、年間579千トンあまりのペットボトルが販売されておりますが、ペットボトル本体に比べ、キャップのリサイクルは遅れているのが現状です。年間およそ130億本製造されるペットボトルにはキャップがそれぞれついています。このキャップはポリエチレン製で、約430個で1kgと考えられますので、理論上では3万7千トンもの量になるのです。
近年、ゴミとして捨てられていたキャップを有効利用しようと、団体、学校、企業または個人の方々がエコキャップ収集運動という活動をはじめ、集めたキャップを再生樹脂とすることで再利用できるようになりました。集められたキャップは協力企業で粉砕・選別・洗浄・再ペレット樹脂化を行い、再生原料として流通することになります。
私ども、特定非営利活動法人エコ・ワクチン協力会は、ペットボトルのキャップのリサイクルに関して以上の工程の統括を行うことで『認定NPO法人 世界の子供にワクチンを 日本委員会(JCV)』に寄付金を納めることを目的としております。
どうぞ皆様、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。